オレオレハッカソンでアプリ作ってリリースしたけど誰も使ってくれなかった話


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photo by @AliceArisugawa

5/25にCAWでオレオレハッカソン(社内ハッカソン)を開催したので「やったこと」「わかったこと」などをレポートしてみます。

作る前にやったこと

ハッカソンと言えばブレスト。まずはアイディア出しのプレストから。当日は作り込みに集中したかったので作る物の決定と簡易的な設計、役割分担は事前に決めておくスタイルにしました。

特に決まったテーマもなくアイディア出しの軸がないので、最初の軸を決めてアイディア出ししやすくするため「テーマ決めブレスト」と「作るもののブレスト」という二段階にしました。

テーマブレスト
Evernote Snapshot 20140512 140555

テーマの洗い出しが済んだら、次はテーマの絞り込みをして行きます。ジャストアイディアを混ぜて一つ一つイメージを発表し、全部発表を終えたらテーマを3つに絞ります。この時点の絞り込み観点は、「これなら作れそう」「ワクワクする」「人にウケそう」っていうくらいのボンヤリした感じで。

本当は一つに絞りたかったんですが、どれも楽しそうだったので削ぎ落とすことが出来ず。。

最終的には

  • ネコ
  • ドヤァ
  • レトロゲーム

といったあたりに絞り込まれました。

次の段階は、実際にどんなものを作るかをブレストをします。こちらも想像が広がるままに洗い出すようにしました。で、またたくさん出てくるので、次の観点で更に絞り込んで行きます。

  • 期間内に実現可能か?
  • そのソフトウェアは使われるか?(おもしろい or 便利)

作るものブレスト
Evernote Snapshot 20140512 152118

最後まで悩みましたが、観点を満たすであろうものを残したら、「全自動ドヤァ」というアイディアが最後に残りました。この全自動ドヤァというのは、アプリを起動した状態で全国のスターバックスに入店すると自動的にTwitterに「ドヤァ」とつぶやくアプリです。

このアプリを使えば、毎回スターバックスに行くたびに「スタバなう」的なドヤァツイートをする煩わしさから解放されるというわけです。これは大変画期的なアプリですね!!!うるせえ画期的なアプリだろ!!

Doyaaa
www.doyaaa.com/
スクリーンショット 2014-07-05 13.32.47

機能としても比較的単純なので、十分実装可能だし、ネタアプリっぽい性質のものなので、「おもしろかったらRT」的な軽いノリで使ってくる人はいるだろう、と考えました。

が甘かった。

ちなみにちょっと余談。
基本中の基本ですが、ブレストのアイディア出しフェーズではよりたくさんのアイディアを出す方が良いので、批判とか実現可能性についてはあえて無視して「いいね!」とか「おもしろい!」とかの合いの手を意識的に入れるようにしています。

ブレストが「楽しい」と感じられていればたぶんうまくいっている証拠かと思ってます。

ハッカソン当日にやったこと

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photo by @AliceArisugawa

今回は開催場所を自社CAW事務所にしたので、普段の仕事っぽくならないようにちょっと雰囲気作りに気をつけました。土日にやっているので楽しくやりたかったし。

  • 事前にお菓子を準備
  • アルコールも準備
  • BGM流す(ニコニコ動画のゲーム音楽メドレー)
  • 終了時に打ち上げ
  • UStream配信

工夫のおかげでイベント感が少し出せたけど、やっぱりちょっと物足りない感じだったかも。次やるときは場所を変えようと思ってます。コワーキングスペースとかがいいかな。

UStream配信はただもくもく作業している様子を映しているだけだったにも関わらず、その割には常時2,3人くらいは見てくれていたようです。誰も観ないだろう、というつもりでやっていたのでこれは意外。

振り返り

それではKPT方式で振り返ってみますね。

Keep(よかったこと)
Twitter, Facebookでシェアしていたら差し入れを持ってきてくれた方がいたこと。しかも写真まで撮っていただきました!ありがたやありがたや。

Problem(課題や問題点)
クローズドなイベントになってしまった。もっとわいわい楽しめるイベントにしたい。
時間内でアプリをリリースすることが出来なかった。
「何をするアプリなんだかわからない」というフィードバック。

Try(次やること、挑戦したいこと)
会場が自社だったし企画している時間もあまりなかったけども、もっとオープンなイベントにして他の人を巻き込んだ方がイベント感でるし、たぶんその方が楽しい。なので次回は別の会場で開催しよう(コワーキングスペースとか?)。

ハッカソンでは自分の実績のある技術を選択すること。これは致命的だった。何しろ時間内でのアウトプットがほぼ0だったわけだから。やったことない技術や不得意な技術を選択するリスクは、自分が思っているより圧倒的に大きいことに気付かされた。感覚的見積もりの2,3倍くらいみてもいい気がする。

今回、告知とか、Playストアの準備とか、ランディングページの作成はぼくがやったのですが、たぶんそこがイケてなかった。

アプリの説明も謎って言われてしまったし、たぶん誰に読んでほしいテキストなのか考えてなかった。ただ単に見栄え的に「それっぽく」なるように作ってしまった。「くだらなそうだけど使ってみるかー」と思えるような見せかたが全然出来てなかったと反省しています。

ぼくはプログラミングが大好きなので、「ソフトウェアを作る」っていう方に意識が寄ってしまいがちなんですが、そもそも使ってもらえないことにはせっかく作ったものも生きなかったりする。「ソフトウェアを作る」ことは手段であって目的ではないというのを忘れないようにしたいです。

とはいえプログラミングは楽しい。趣味グラミングときは手段が目的になってしまってもいいよね?

神妙な反省会の様子
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photo by @AliceArisugawa