「なぜそれをやるの?」アジャイルひよこクラブ – 8.22 イベントレポート


8/22(金)@新宿
アジャイルひよこクラブ第2回イベント「障壁を乗り越えろ!アジャイルなチームはどうやって作る?」を開催しました。

agile-hiyoko-club.doorkeeper.jp/events/13602

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photo by @AliceArisugawa

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photo by @AliceArisugawa

登壇者

藤村 新さん
「アジャイル開発導入のためにやってきた事」

自社開発でのアジャイル・スクラム導入を推進していったお話。導入当初はアジャイルの本質の理解が足りず、曖昧な実装を計画して行き当たりばったりな開発になってしまったが、ユーザーストーリー、ストーリーポイント、優先順位付けなどを取り入れて改善していったとのこと。私自身も近い経験があるので、ビギナー陥りやすいポイントがあることを感じた。

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丹内 優紀さん
「初めてのスクラム(2ndシーズン)」

マネージャーとして新人チームと一緒にスクラムに挑戦したお話。残業して一生懸命頑張ってベロシティをあげるのでは意味がない。いかにチームを良い形で導いていくかという印象を持った。また運用フェーズの技術的負債を抱えるプロジェクトでのスクラムの困難さについても言及されていました。

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橘 周世さん
「はじめてアジャイル開発をやってみて思ったこと」

アジャイル初挑戦と契約形態の食い違いやユーザーは本当にアジャイルを望んでいるか?など、根深い問題についてのお
話。一般的な一括受託開発でアジャイルを実践するのは困難が伴う。

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なぜそれをやるのか?

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photo by @AliceArisugawa

今回のアジャイルにわとり枠は、株式会社アークウェイの 福井 厚 先生でした。ありがとうございました!

福井先生のフィードバックの中で、何度もなぜ?を繰り返す。ということが強く印象に残りました。アジャイルな考え方の根源に「何故?を明確にする」ということがあると思います。

私達の開発でもその点は大事にしていて、「何故?」が明らかになるまでは作らないようにしています。ところがこの「何故?」はプロダクトオーナー自身も明確に説明出来るわけでもなくて、それを掘り起こすことも我々作り手の仕事だと思っています。これにもテクニックが必要でただ「何故?」繰り返し問うだけでなく、どこに価値を見出しているのかを的確に捉えなければなりません。

メンバーがコミットする

アジャイルなプロセスを新たに実践しようとするとき、よく聞くのがマネージャーは意欲的に取り組むもののメンバー旧来のやり方に固持してしまうという問題があります。

これはアジャイルに限らず、多くのものごとで共通することですが、慣れ親しんだやり方を変えることには必ず抵抗する力が働きます。それは人間の性だと思うので致し方ないことです。「イノベーションのジレンマ」で言及されていることもおそらく同じ働きではないかと思います。

そうなるとマネージャーの一人相撲状態になってしまうので、いかにしてメンバーを巻き込んでいくか?が課題になったりします。

そんなときのテクニックとして、「カンバン」(ポストイットを活用したタスクの見える化)を採用して自らのタスクを貼ったり剥がしたりすることで、物理的に進捗している感を出すという話がありました。

また、プロジェクト管理ツールを使用していれば、アジャイルに関連するチャートを簡単に出力出来る機能がついていることもありますが、あえてそれを手作業で書いてみることで、アジャイルなやりかたを体感させるというアドバイスもありました。

アンケート

今回から事後アンケートを導入しました。
アジャイルひよこクラブではアジャイルな「実践」を増やすことを目標にしているので、本イベントに参加して、何か一つでも変えてみようという意志が芽生えたなら大変嬉しい限りです。

アンケートによってそういった感想もいただけたので、主催者冥利に尽きますね。

今回もご協力くださった方々ありがとうございました!