現場をより良くするためにやっていることを3つの観点で振り返る「KPT発表会」 – 11/25 イベントレポート


11/25(火)@渋谷GMO Yoursにて勉強会を開催しました。

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今回のテーマは、現場をより良くするためにやっていることを3つの観点で振り返る「KPT発表会」です。

ぼく達のチームでも毎週KPTを実施していますが、大きくメリットにつながっている点もあれば、そうでない点もあります。他のチームではどういう風に実施しているのか、まだどんな課題があってどう対処しているのかを聞くことが出来ました。

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photo by @AliceArisugawa

原田敦「KPT発表会」

KPTを毎週実施してはいるが、よくあるKPTの問題を少し実感している話。KPTが形骸化したり、Tryが曖昧だったり、Problemを掘り下げ過ぎてTryに結びつかない。などなど。

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photo by @AliceArisugawa

小川 雅史さん「アジャイル開発はじめてみました」

導入前は淡々と開発していて特に定例ミーティングなどしていなかった。やることはたくさんあるけど優先順位が不明だったり、共有されないままの暗黙知がある問題を抱えていた。アジャイルな手法のBacklogやKPTを導入して改善していったお話。

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photo by @AliceArisugawa

藤村 新さん「アジャイルなオフショア開発KPT」

「見積もり精度が低い」「残り5%が完成していない」など、あえて「頑張っても効果が薄いことは諦める」というアプローチをとって、別の手段で改善していったお話。RFCモデルの導入。

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福重 美香さん「アジャイル KPT!~机上の空論にしたくないorz~」

ウォーターフォールでは工数の割に進捗しない実感がありアジャイルに挑戦した話。テスト自動化を実施するもなかなか追いつかないなどの課題があった。

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photo by @AliceArisugawa

勉強会自体のKPT

今回は勉強会自体のKPTを実施してみました。次回の参考になればと思ってます。「受託の人がお客さんを勉強会に呼ぶ」っていうTryはだいぶ刺激的な気がします。

Keep

  • 自己流でやっていた。方向的には間違ってなさそう。良かった。
  • 先生がいなかったけど、みなさんの意見が活発に飛び交ってよかった。
  • 専任のカメラマンがいる

Problem

  • プロダクトオーナー的な立場の人とかの意見も聞きたい
  • 発表者のProblemについて話す時間がなかった
  • どういうテーマの話でどういう結論が出たのかメモとして残したかった

Try

  • 受託の人がお客さんを勉強会に呼ぶ
  • お酒飲む二次会の時間を確保
  • 発表のあとに都度振り返りにする
  • ホワイトボードに記述してみる

レポート

個人的には、小川さんがあげていた

「Keepにあげたものはチームに馴染んできたら付箋を剥がす」
「Problemは解決したら付箋を剥がす」
「TryがうまくいったらKeepに移してなじむまで置いておく」

という運用は非常に良いと思ったのでぼく達のチームでも真似したいと思った。

せっかく上げたProblemやTryも時間がたったら忘れてしまったりする。その辺りを回避してチームの文化に根付くようになりそう。

今回はKPTであがった内容をテーマにディスカッションするつもりだったのですが、別のテーマで盛り上がってきて、それはそれで面白い展開になりました。

  • そもそもアジャイルってなんなの?開発者の環境を改善することなの?
  • アジャイルはウォーターフォールに比べてどのように良いの?その指標はあるの?

といった観点が話題になり、それぞれが考えるアジャイルの形を話し合いました。アジャイルなやり方を導入してメリットを感じるところは非常に多いと思っているのですが、定量的に見てどういいのか?という指標を持って進めているチームもあるのでしょうか?

時間の都合で議論の途中で終了することになってしまいましたが、是非もっと話をきいてみたいところでした。

参加くださった方。お手伝いいただいた方。
またGMO Yoursの会場提供いただきまして、ありがとうございました!