開発現場改善コミュニティー「アジャイらないひよこクラブ」がはじまりました


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去年の6月くらいから、「アジャイルひよこクラブ」というコミュニティを主催して、計4回の活動してきた結果を受けて、コミュニティ名を改名することになりました。

なんでかっていうと、いわゆる「アジャイル」っていう枠組みのことを扱おうとすると、やっていることがなんだか方法論を磨くことに傾いていっているような気がしたので。

あと「アジャイルやってる?」とか「それってアジャイルなの?」みたいな議論というか話題というか、しばしばそういう話になる度にげんなりしてたのもある。

ぼくがやりたいことは、洗練されていて美しく素晴らしい開発手法を極めることじゃなくて、もっともっと、今まさに誰かの目の前にある、崩し難い壁を越えるための手助けをすることです。

だから「アジャイルであるか否か」っていう議論は不毛だし、アジャイルのやりかたから盛大にコースアウトしてたって、いいチームがいいプロダクトを作れているならそれこそが理想のチームじゃないですか。

いや、とは言ってもみんなそんなことはわかってるんだと思うんだけど、これは一種の意識高い病というか、自分が苦労して取り組んで越えてきたものってなんだかタケノコのごとくニョキニョキ誇り高く育ってしまって、気づけば「アジャイルとは〜」みたいな講釈たれたくなるのが人の性なんじゃないかな。

そうならないように、いつだって現場改善のためのコミュニティでありつづけたい思いを込めて、あえてアンチテーゼ的に「アジャイらない」という冠をつけたわけです。これまで同様にアジャイル的なテーマも扱っていきますのでその辺はご心配なく。

2014年アジャイルひよこクラブの活動をちょっとだけ振り返る

どんな活動をしてきたか、ちょっとだけ振り返ってみますね。

アジャイル実践者による「実践と失敗/失敗からの逆転劇」

ソニックガーデン倉貫さんにご協力いただきました。実践者が発表して、先生がアドバイスをくれるっていう公開相談会みたいな形式でやってみました。
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障壁を乗り越えろ!アジャイルなチームはどうやって作る?

同様の形式で、株式会社アークウェイ福井さんにご協力いただきました。
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photo by @AliceArisugawa

現場をより良くするためにやっていることを3つの観点で振り返る「KPT発表会」

ちょっと色を変えて、先生なしで実践者自身のKPT発表会という形でそれぞれの開発チームの問題を共有してディスカッションしてヒントを得ようっていう試みをしました。
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photo by @AliceArisugawa

新年会

2014年アジャイルひよこクラブの活動振り返りと2015年の活動について話すため飲み会やりました。楽しかった。写真忘れちゃった。。

ツムビアホフ渋谷にて
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出典元:渋谷「ツムビアホフ」 マースジョッキ&ビール | 生ビールブログ -とりあえず生!-

よかったこと

  • コミュニティー活動を通して、同じような課題をもっていたり、同じように悩み越えてきた人たちと出会えてたくさんのインプットやヒントがあったこと
  • 自分も実践者として登壇したんですが、核心をついたアドバイスをもらうことができて劇的に現場が改善した

問題点とか課題とか

  • 毎回テーマを考えたり、どんなイベントにするかを企画するのが、思いのほか負担が大きかった
  • テーマ設定によっては全然参加者が集まらないときもあって、集客に苦戦した
  • プロダクト開発に関わる話でも、「アジャイル」に紐付かないテーマが扱いづらかった

2015年の活動でやること

一つ目は、冒頭で述べた通り、コミュニティー名を変えて扱うテーマをもっと直接的に現場の課題に近い内容にします。抽象的な方法論よりも、具体的な現場に役立つことを扱えるようにしたいです。

例えば、ストーリーポイントはユーザー価値ではかるべきだから、ユーザーストーリーから価値を理解して、正しいやりかたでやるべきだ、っていう話とかじゃなくて、ぶっちゃけストーリーポイントって結局工数になってない?それってうまくいってる?どうしてうまくいってる?っていうような話がしたいです。

あとは、もっと技術よりのテーマもアリだと思っていて、AWSをフル活用したアジャイル開発の勘所についてとか、テスト自動化ノウハウとかそういう話。なんていうか、技術そのものの話ではなくて、「その技術を取り入れた良いやりかた」みたいなところを扱いたいです。

他には、CIサービスとチャットサービスを連携して、チーム間でのコミュニケーションを劇的に改善した話とか、Ops側の人がなかなかツールに馴染んでくれなかったけど、こうやったらうまくいったとか、そういう話ですね。

二つ目もすでにちょっと言ったけど、イベントの定例日と定例形式を決めて実施します。偶数月の4週目の金曜日にイベントを開催します。

定例イベントは開発現場改善の実践者とニワトリ枠の先生がメインになって、登壇+パネルディスカッションという形式にしようと思ってます。

なんでパネルディスカッションなのかというと、発表だけだと、ぶっちゃけ話とか苦労話とか、一番聞きたいところが語られずサラっと終わっちゃう感じがあって、もっとエグってほじくりまわしたりしたいと思ってるからです。

ぼくもそうだけど、みんなそういうの聞きたくない?

というわけで今年もよろしくお願いいたします。

アジャイらないひよこクラブ(Doorkeeper)
agile-hiyoko-club.doorkeeper.jp/

アジャイらないひよこクラブ(Facebookグループ)
www.facebook.com/groups/1462866470644181/